やること多すぎ現代人のためにやめるための道のりを教えてくれる、『やめる時間術』レビュー!

やめ術

こんにちは、すばる(@lifegraph2357)です!

共働きで、家族との時間をもっと大切にしたい…

でも家事もおろそかにしたくない…

じぶんのために勉強もしたい、複業もチャレンジしたい…

「やることがたくさんすぎて、時間が足りない!」

と感じてしまう方のための一冊を紹介したいです。

本記事は、ワーママはる著「やめる時間術」のレビューです。

ワーママはる「時間のない生活を選んでいるのは自分です。」

厳しい…!

著者はVoicyパーソナリティのワーママはるさん。

Voicyワーママはる

ものごとを「分解して考える」ということをVoicyで毎日発信

その冷酷なまでの説得力に、ぐうの音も出ません。

ワンオペ育児しながらフルタイムで外資系メーカー勤務。

管理職としてチームの残業ゼロを達成。

昨年退職し、サバティカルタイム。

Voicyのついでにヨガインスタラクター、不動産賃貸業と収入経路が数多。

すごい、弟子入りしたい。

やめていい

マジメで優秀な人ほど、私生活でも仕事でも、あれもこれもやりたい。

そして高い能力がゆえにやってしまうことができます。

結果的にどうなるかといえば、

時間がなくなるばかりか、みらいの自分のためにならないような目先のことばかり。

そんな人に、

『やりたくないことや、やった方がいいことは、100%やらないを心がけましょう。』

と教えてくれます。

やめてみることで、大きな影響がないことが分かったり、

ほかの人に任せたほうが生産性が高かったり、

実はその仕事、誰も必要としていなかったり…。

衝撃的な事実が分かります。

そこの優秀なあなた、その家事(or仕事)、やめていいんです。

家事だとわかりやすいです。

家族の時間を持ちたいのに、

食事作って、洗濯機を回して、洗い物をして乾燥機にかけて、終わった洗濯物を干して、畳んで、収納して…

お父さんとお母さんがせっかく家にいるのに、子どもたちと過ごせない。話ができない。

こんなときこそ、やめてしまいましょう。

しっかりとやらなければならないなんて、先入観です。

なんとかなるんだと、「やめる時間術」を読むと分かります。

時間の見える化

時間は見えません。

時間を捻出するためには、お金とおなじで、収支を明らかにしなければなりません。

サイフのお金も、みなさんの時間も、管理していないと「いつのまにか無くなっているぅ!」ものです。

どのように見える化するのか?

具体的な手法がしーっかり書かれてありました。

時間の家計簿ってこう書くのか!ということです。

頭の中で「感じている」、じぶんの時間の使い方が、いかにザツだったか…。

スマホのスクリーンタイムも活用するなど、いろんな手法でムダな時間を見つけることができます。

『時間の使い方には、意思力や思考力も関係している。』

『引き算』が時間術のカギ

時間術というからには、効率的な仕事の進め方や手帳の付け方など思い浮かべませんか?

ここで見直すことになるのは、生活でも仕事でもなく、

「じぶんの価値観」です。

この本のタイトルにもなっている通り、引き算とは、やめることです。

なぜ引き算から始めるのか?

それは、時間の引き算をやっていくことで、やりたいことが見えてくるからです。

多くの人は、自分が本当にやりたいことがわかっていません。

漠然と「もっと時間があれば充実するのに…。」みたいに考えます。

引き算をやっていくことで、

「じぶんはこんなことを大事にしていたんだな…。」

ということを気づくことになり、それが、これからの時間の使い方の基盤になっていきます。

このあたり、じぶんにとって気づきが多かったです。

なんでもかんでも、「早く」やることで時間ができる!と考えていましたので…。

なんて短絡的。

いったんやめてみると、「いやいや、これやめたら楽しくナイよ」っていうものが必ずあります。

生活でも仕事でも。

そういうことを「じぶんの価値観のあぶりだし」と著者は言ってるんだろうなと勝手に解釈しました。

「引きたい時間」への5つの質問

この質問にしっかり答えれば、なんのためらいもなく、やめることができます。

どうか、本で楽しんでください。

『足し算』は、人生を豊かにするために

引き算の次が、足し算です。

そのためには、「理想の24時間のすごし方」を書き出すところから始まります。

著者は、それをやることによって、理想と現実のギャップをうめるための「行動」がみえてくると。

ポイントは、ギャップを足し算でうめるのではなくて、行動でうめると、じぶんは理解しました。

行動のための時間を足し算するという意味合い。

下に例を…。

  1. ギャップ「こどもたちと会話する時間が少ない。」
  2. 気づき「仕事に長く時間が取られている。」
  3. 足し算複業または複数の収入を得られる手段を検討し情報を集める。

足し算は、具体的なアクションプランでなければなりません。

そうじゃないと、結局行動しません。時間がないと言って。じぶんが一番わかっています泣

この他、具体的な手法がわんさか書いてあって、どれも今すぐデキるものばかり。

新しいもの大好きなじぶんにはワクワクするものばかり。

「足し算のタスクリスト」なんて、それ作っただけで、デキる人になれそう。(夢)

最後に

共働きで時間がないのは、仕方がないと諦めていました。

家族と会話することや、じぶんのための勉強など、できるときにやればいいと。

これは思考停止でした。

やめるのは家族との会話ではなく、他のこと。

じぶんの生き方を、じぶんの思ったとおりにするために、行動をしなければいけない。

じぶんの価値観を変容させ、先入観を超えてこそ、じぶんの生き方があるんですね。

そんなことを学びました。

ワーママはる著『やめる時間術』

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